能力や効果によって、カードを対象とすることがあります。
対象として選ぶカードに条件がある場合、対象とする時点でそのカードが適正でなければなりません。
例)「対戦相手のアップ状態のシグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。」という能力でダウン状態のシグニを対象とすることはできません。
対象にできるカードが存在する場合、選べるいずれかを必ず対象とする必要があります。
対象にできるカードが存在しない場合、何も対象とせずに能力や効果を使用や発動します。
なお、「1体まで」のように「まで」とある場合は、0を含むその数字までの任意の数を対象とすることができます。
例1)「対戦相手のアップ状態のシグニ1体を対象とし、それを手札に戻す。カードを1枚引く。」という能力では、対戦相手の場にシグニが1体もなければ何も対象とせずに使用しカードを引くことができます。
例2)「対戦相手のシグニを2体まで対象とし、それらをバニッシュする。」という能力では、対戦相手のシグニを0体、1体、2体のいずれか任意で対象とすることができます。
2枚や3枚など複数のカードを対象とする場合、対象とできる数がその数に満たない場合、1枚も対象にすることができません。
例1)「シグニ2体を対象とし、それらをバニッシュする。」という効果の場合、2体を対象にできない場合は1体だけを対象とすることはできません。
例2)「シグニ1体とルリグ1体を対象とし、それらをダウンする。」という効果の場合、それぞれの対象は1体ですので、シグニが1体もなくてもルリグ1体を対象とすることができます。
【シャドウ】を持つシグニは、対戦相手の効果で対象にすることができません。
対象を選ぶのは能力や効果の処理を始める直前となります。
1つの能力の中で対象を複数選ぶ場合、すべて効果の処理を始める直前に同時に選びます。
ただし、効果の中に「その後」と記載がある場合、そこまで処理を行った後に「その後」以降の対象を選びます。
例)「あなたのデッキの上から3枚をトラッシュに置く。その後、あなたのトラッシュからシグニ1枚を対象とし、それを手札に加える。」という効果の場合、デッキの上から3枚をトラッシュに置いた後に対象を選びます。
